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放射線・化学療法
 
 

 
   
放射線・化学療法
 
 骨髄移植患者では強力な化学療法や全身放射線照射にともなう副作用や合併症により、廃用症候群に陥りやすくなります。隔離病棟で入院期間も長期にわたるため、抑うつや孤 立感を生じることから、それらの予防を目的とした訓練プログラムが重要です。柔軟運動、軽負荷での抵抗運動、自転車エルゴメータ・散歩のような有酸素運動を取り入れ、体調 に合わせて実施します。がんの治療中・後の全身持久力トレーニングは、筋力・持久力などの筋骨格系・心肺系機能を改善させ、患者の活動性や QOL の向上にも良い影響を及ぼす という研究結果が多く報告されています。